住宅地域でありながらも水田の広がるこの地域は季節感と働く人を感じる地域です。田園風景と馴染む様に漆喰と杉板の外観としています。時間が経てば経つ程に一層緑が際立ってくる。風景の一部になる素質を備えた住まいです。
リビングの続き間。引き込み戸を開ければリビングに、閉めれば個室に変わる和室です。
窓の外には田園がひろがります。
高窓からは光が降りそそぎ、風が通り抜けます。
階段と吹き抜けに面したみんなの机は親子そろって学べる場所です。
2階は漆喰仕上げの真壁づくり。1階が杉の板張りです。
庭の木々が季節の変化を知らせます。
時間がだんだんと落ち着きを与えてくれます。漆喰はより白く、杉は濃い色に変化していきます。20年後が楽しみです。
設計:綾部工務店