たとえば、こう暮らす

家は暮らしの器、
いちばん身近な生活環境です。
どんな家に住むかで、
暮らし方も変わっていきます。
四児の母として、綾部智実が自然な暮らしについて書いてます。
2012年2月5日

外観はご近所さんのために

昨年から建築している家の引渡前の掃除をしていると、家の前を通りかかった子供達が嬉しそうな声で「わあ木の家だ!」声からはワクワク感を感じました。
私が窓ふきしていていても、通行人している人はだいたい見られて通り過ぎて行きました。大工さんに聞くとご近所さんは完成をとても楽しみにしている様です。
そんな声を聞くとますます造り手も張り合いがでます。多分ここに集成材、合板、金物などでリカちゃんハウスの様な家を造っていたら
興味がないので素通りするでしょう。住宅街がサイディングの家ばかりなので特に漆喰に木の外壁の家は目立ちます。
子供達はちゃんと本物が分かるんですよね。室内は住まい手のために、外観はご近所さんのためにという言葉を聞きますが納得しますね。2012/2/5


2008年3月16日

菜の花

ぽかぽか陽気の1日、ようやく畑の菜っ葉たちの花が黄色く咲きはじめました。今日は、お彼岸前に子供たちとお墓のお掃除に行ってきました。バケツに水を運ぶ係、スポンジでお墓を磨く係、お花を生ける係、タオルでお墓を拭く係、ほうきではく係、仕事を分担しながら子供たちは一生懸命掃除をしていました。帰り際に「お墓をお掃除してどうだった?」と聞くと子ども達はニコニコな顔で「気持ちよかった!」「そうだねお掃除するって気持ちが良くなるよね、きっとご先祖様も喜んでいると思うよ、きっと良い事が起こると思うよ」なんて自転車に乗りながら会話を楽しんでいました。そしてその後、本当に良い事!?が起こったのです。午後も気持ちのいい日でしたので、散歩しながら近くのお花屋さんまで子供たちとお買い物。品定めをしていると、お店の方が子供たちにカーネーションやスターチスの花をプレゼントしてくれました。なにやら子供たちは「お姉ちゃんの方が多いよ」なんて言い合い、それを聞いていたお店の方がまたフリージアやスターチスの花を持ってきてくれました。フリージアの香りは春そのものですよね、思わず香りを嗅いでしまいました。私がお彼岸用のお花を買っていると、今度は店長さんが子供たちにキンセンカやサクラソウやノースポールなどなど鉢物をプレゼントしてくれました。もう大喜びです。小さくても女の子はお花に弱いんですね。帰りも足取りは軽く、「もういいことが起こったね!」と頬が緩みっぱなしでした。


2008年1月1日

2008年元旦

明けましておめでとうございます。今年もブログ共々宜しくお願い致します。2008年元旦、新年の幕開けにふさわしい晴天、新たな気持ちで頑張れる様な気にさせてくれる日でもありました。今年の抱負はと聞かれましたら「整理整頓、ムダなくすっきりと」を目標に日々ニコニコ顔で生活できたらと思います。さて、今日はお雑煮は召し上がりましたでしょうか?古今東西様々なお雑煮がありますが、我が家はいわゆる関東風のしょうゆ味と関西風の白味噌味の2種類を作ります。具はたっぷりの小松菜、大根、人参、きのこ、鶏肉、生麩、なると、自家製のお餅、最後に柚の皮をのせて出来上がりです。お正月なのでちょっと贅沢具だくさんお雑煮になります。しょう油味を食べた後は白味噌味が食べたくなります。その逆パターンもあり、ついつい食べ過ぎてしまいます。食べ過ぎは体に良くないですよね、昔から腹八分といいますが、腹六分位が長生きの秘訣とか。最後になりましたが、皆様にとって幸多き1年でありますようにお祈り申し上げます。


2007年12月7日

お誕生日には part2

先月、二番目の子の5才の誕生日でした。誕生日の前日、子供達を寝かしてからの時間、喜んでくれる顔を想像しつつ、ワクワクしながら彼女から注文のいちごたっぷりのバースデーケーキを作りました。完成した頃時計を見ると彼女の誕生日になっていました。甘え上手な彼女、最近印象に残っいるある日の会話「ママ一緒に寝ようよ。」私が「まだ用事があるから先に寝てて」と言うと寂しかったのか「じゃあママの夢見るからね、おやすみ。」私が「夢の中で会おうね、おやすみ。」私が不在の時の出来事、祖母が幼稚園バスの迎えに行き、家に帰ってきた時、娘が祖母に「おばあちゃん、私の家で分からないことがあればなんでも言ってね。教えてあげるから」祖母はその言葉にびっくりしたらしく、私が帰宅してからこの事を教えてくれました。祖母は「しっかりしているからだいじょうぶ。」と。最後に幼稚園から帰ってきてからの会話「ママ、今日お箸が入っていなかったよ。でも事務室に借りに行ったからだいじょうぶ。私がママにお箸入れたか言わなかったのがいけなかったから。」時には驚くような事を言うようになった彼女、成長したな〜と感慨深く、嬉しくもなりました。   07/12/5


2007年11月7日

霜月のある日

朝晩大夫寒くなってきましたが、今日の昼間はぽかぽか小春日和、空気も澄んでいて心地いいですね。ここの所雨が多かったので、こんな日は家中の窓と押入を全開にして風通しをします。久しぶりに桐ダンスも開けて、眠っている大好きな着物たちも虫干しです。お天道様に感謝です。着物を着るにはほんといい季節ですね、ちょっとお出かけと行きたいところですが、、、我が家にはまだまだ乳幼児がいるため当分おあずけです。ところで3日の文化の日は川越ではお茶会が様々な場所で催されました。その中で養寿院というお寺でうちの娘がお茶のお運びのお手伝いをさせて頂きました。朝早くから着物を着てのお手伝いでしたので、音をあげている頃を見はからって迎えに行きましたが、まだ頑張れるとのこと。結局娘は打ち上げまで参加し、豪華な料理がでたらしくご満悦でご帰宅でした。去年からお茶のお稽古を始めた彼女ですが、文化の日を充分堪能した様です。私ですが来年こそお茶会に参加できることを祈るばかりです。07/11/7


2007年10月13日

さつまいもの日

キンモクセイの甘い香りが薫る季節になりました。さて、10月13日は何の日かご存じですか?さつまいもの日だそうです。昔、「栗(九里)より(四里)うまい十三里(13=9+4)」というさつま芋の美味しさを褒める言葉がありました。十三里とはさつま芋の異名であり、江戸から十三里離れた川越のさつま芋がたいそう美味しかったことから生まれた言葉だそうです。そこで、川越市のさつま芋愛好会が、さつま芋の収穫時期にあたる10月の中でも、十三里にちなんだ13日を記念日にしたそうです。※13里(約52km) 先日収穫した我が家のさつまいもたち、ここ毎日ふかしたり、焼いたり、煮物になったり、おやつにおかずに食卓に上がっています。ふかしてからひと手間ですが、魚焼きグリルで焦げ目をつけ、バターを塗って頂くのもお勧めです。07/10/13


2007年9月5日

身近な電気

朝晩涼しくなり秋らしい季節になりました。学校も始まり、日中は穏やかな時間に戻り、我が家でもほっとしています。それにしても今年の夏は暑かった!の一言でしたね。クーラー嫌いの私、家の中が35℃まで上がり根気負けし、乳幼児も熱中症にかからぬ様お世話になってしまいました。8月頃からだったか天気予報ならぬ、電気予報がラジオから流れています。「今日の予想最大電力何万キロワット、供給力何万キロワット柏崎刈羽原発が停止している為節電のご協力をお願いします」と。ある日の暑い午後、近くのスーパーに入るとキンキンに冷えたスーパー、最初は涼しい!と思うのですがだんだん寒く感じ、子供達も「ママ寒いよ〜」と早く出たくなります。疑問①そんなに冷房を効かせないといけないのでしょうか?そしていつもと違う野菜売り場、電灯が消えていました。スーパーも節電に協力してるのかと思いきや、「電灯が故障のためご迷惑をおかけします」の張り紙が。食材を新鮮に見せるために明るくするなどと聞いたことはありますが、疑問②昼間は明るいだから1日中同じ明るさでなくてもいいのでは?前から感じていたコンビニの明るさ、夜近くを通るだけでも目にまぶしい位の明るさ、そんなに明るさって必要なんでしょうか?需要があるから電力会社も供給するのに必死です。今回の地震の震源地に近かった柏崎刈羽原発、放射能も基準値内の漏れ程度で安全とか、でも現に漏れが発生したの事実、内部も破損した箇所が多数ある、また今の段階では処理できない負の遺産が増えてゆきます。電気を使用する私たちの生活も考え直さなくてはいけない時期に来ているのではないでしょうか?


2007年8月1日

中越沖地震災害ボランティアへ

7月29日早朝より中越沖地震のあった柏崎市,刈羽村に主人と現場調査、ボランティアに行ってきました。高速道路を下りて県道に入ったとたん田園風景が広がるのどかな地域、その間に家々がぽつりぽつりと、瓦が落ちてしまいブルーシートで屋根を覆っている家、隣接する納屋の倒壊、蔵の外壁が落下、道路の亀裂。自衛隊の大きなトラックに遭う、見慣れていないせいか、ものものしく感じました。午前中は柏崎市の被害が大きかった地域へ、倒壊されている建物のビデオを撮るのは被害に遭われた方のお気持ちを考えると撮れませんでした。詳しい被害状況については綾部孝司のブログをご覧下さい。午後からは柏崎市災害ボランティアセンターへ。初めて体験する災害ボランティア、私に何が出来るだろうかと正直心配していました。今回の場合はこのような手順でした①受付でボランティア登録、資格などを知らせる(同時に保険加入)②待合い所で待機(被災された方より要請のあった活動をボランティアの方に知らせ、その活動が出来る方から出動。足はというと車を出せる方は自家用車で、大人数の場合はバスでリーダーの方と一緒に出動。私たちは「20名で粗大ゴミの運び手伝いができる方!」という呼びかけに答えました。その時はどこの場所なのか全くわかりません。バスに揺られ約30分刈羽村方面へ原子力発電所のとなり!えっー原発!?続きは次回へ


2007年5月30日

旬です。たけのこ編

我が家の裏庭に竹林があります。野菜作りにかかせない支柱や物干し竿になったり、地鎮祭の際に使ったり重宝していますが、正直竹の葉が雨どいに溜まってしまい、ちょっと欠点も。でもこの時期だけはたけのこの恩恵に与ります。採っても採っても毎日ニョッキニョッキと顔を出す生命力の強いたけのこ。何年か前に掘りごたつからも顔を出した事もありました。一般的に販売されているのは太くてどっしりとしたものが多いですが、うちのたけのこは細長いたけのこです。ということでたけのこ料理が続きます。たけのこごはんも美味しいですが、今日はトマトのパスタにたけのこを入れてみました。明日はチンジャオロウス!?


旬です。いちご編

先週田植えが終わりほっとしています。畑の野菜たちもすくすくと育っています。中でも本当は5月頃が旬のいちごです。12月頃からクリスマスケーキに飾られているいちごたち、冬のものかなと思っていましたが、ビニールハウスだから寒い冬でもできるんですね。粒はこつぶちゃんや太っとちゃんでいろいろ、あまずっぱーいうちのいちごたちです。毎日とれるので正直そのまま食べてると飽きます。おとといからジャム作りが日課に、小さい鍋にいちご、砂糖、ひとつまみの塩、レモンを搾って煮詰めるだけ。ジャムの色が鮮明な赤でフレッシュないちごジャム、ついついパンがすすんでしまいます。


2007年5月5日

端午の節句

5月5日は男の子の成長を願う端午の節句です。歴史をひもとくと3世紀頃の中国で5月の初めの午の日、この頃は気温が上がる季節、虫が発生したり病気になりやすいので薬草を摘んだり、菖蒲酒をのんで厄払いしたのが始まり。日本では田植えの季節、田植えの前に「五月忌み」といって女性たちが菖蒲やよもぎを軒に挿した家にこもって身を清める行事がありました。これが奈良時代に中国から伝わった端午の風習と結びつき、無病息災を願うようになったそうです。端午の節句はもともと男の子の節句ではなく身のけがれを払う風習でした。鎌倉時代、「菖蒲」が尚武(武を尊ぶこと)に通じ、菖蒲の葉が刀に似ていることから男の子の節句に変わっていきました。江戸時代、武家で男子が生まれると家紋入りの幟(のぼり)を立てるようになりましたが、町人たちは武家と同じ幟を立てることはご法度、中国では勢いよく泳ぐ鯉は出世の象徴でした。その立身出世を願ってこいのぼりを立てるようになったそうです。一番上に泳いでいる吹き流し、青、白、赤、黒、黄色の五色、五常の心(仁、義、礼、智、信」を表し厄除けの意味もあるそうです。そしてお節句にかかせないのが柏餅、柏はブナ科の落葉樹、冬に枯れかけた柏の親葉は、芽吹きの直前まで決して落ちずに新芽を見守り「家系が途絶えない」という縁起に結びつけ、子孫繁栄の意味を持つそうです。そんな歴史を知ると物の見方、味わい方が180度かわりますね。そういえば和菓子の中で味噌あんのものって浮かびませんが、お正月に頂く花びら餅、柏餅。私は断然柏餅は味噌あん派です。


2007年2月11日

お誕生日には

例年なら2月はまだまだ寒いですが、今年は本当に暖かいです。我が家の梅の花も咲き始めました。今日は長女の誕生日、彼女が産声をあげた朝は北風が強く寒い日でした。彼女に「いってらっしゃい!美味しいケーキ作って待ってるね。」と学校へ送り出すと満面の笑みで手を振って出かけました。家族の誕生日には私はパティシエ!?気分になりながら趣味のケーキ作りに励みます。たっぷりの苺とバナナと愛情のショートケーキ。そして今年の誕生日プレゼントのメインは本、ハンカチを包装紙代わりにラッピングしてみました。次女用にもハンカチをキャンディ風に。さて、ケーキの味はどう?「美味しい100点満点だよママ」お誕生日おめでとう!来月はおばあちゃんの誕生日です。次の誕生日ケーキは何にしようかな。


ごはん

とうとう我が家の電気炊飯器の内釜のテフロンがはがれてしまいました。内釜の寿命が来たようです。365日休まず約5年間、毎日大事に洗って使っていてもだめなんですね。前代の炊飯器も内釜の寿命が来て、内釜を購入することも考えたのですが新しい炊飯器と買い換えるに等しい位の価格だった為、今の炊飯器を購入しました。朝寝坊してもご飯が炊けている幸せ!はおあずけ、夕飯時は土鍋でご飯を炊いていたのでならば朝も土鍋で炊いてみようと1ヶ月試してみました、寝坊してしまい蒸らす時間が足りず柔らかめの日もありましたが、お米が光っていて電気炊飯器以上にやっぱり美味しい!直火で炊く場合の火加減を、はじめちょろちょろなかぱっぱとよく言いますが、うちの炊き方は、3合炊くときは強火で13分、あとは火を止めて13分位蒸らすだけです。土鍋にもよると思いますが、この炊き方だとお焦げがつかず、洗うのも楽なんですよ。美味しいごはんを朝から頂ける幸せに感謝です。


2007年1月8日

今年の抱負

昨年の暮れ、銀行のATMの長い列に並んでいると後ろの方から年配のご婦人が隣に並んでいる方と話している声が「足もとを見ればその人が分かるのよ、次は髪型ね」と私はすかさず足もとを確認、心の中で大丈夫。髪型はちょっとはねてる!?そういえば足に関する慣用句は多いですよね「揚げ足を取る」「足が出る」etc。慣用句ではありませんが「オシャレは足下から」とも言いますよね。ちらっと年配のご婦人も確認、さすがきちんとしていらっしゃいました。改めて気づかせてくれたご婦人に感謝ですありがとうございました。つい忙しさにかまけて髪型まで気にしない日も正直ありました。今年は身なりに気を付け、整理整頓、にこにこ母さんを目標に頑張ります!今年も宜しくお願い致します。


2006年12月3日

ムーミンのお家

12月に入り、川越の一番街は夕方になるとお店の軒下に揃えたクリスマスのイルミネーションとお店のオリジナルイルミネーションがきらきらと輝いています。別世界の様でつい車の運転がゆっくりになってしまいます。さて、今日は以前から気になっていた埼玉の飯能市にあるあけぼの子どもの森公園にある「ムーミンの屋敷」に行ってきました。紅葉した山に囲まれたきのこの様な形の家、着いた途端子供たちは目の色を変えて木の回り階段をかけて2階へ、途中鳥のオブジェや変わった形の手摺り、ハートやたまご型の窓など、ちょっとした隠れ部屋に入ったり、柱に登ったり大はしゃぎです。本当にムーミンたちが住んでいるかの様にどこもかしこも可愛らしく、ほんわかしています。こちらに遊びに来ていたお母さんが「こんな家ならテレビゲームなんていらないわね」と、、、納得です。この季節は暖炉に火を入れている様で、こちらもソファーに座りながら薪が燃えている風景に見入ってしまいました。子供も大人も楽しめるお家でした。またいろんなイベントも行っている様です詳しくは飯能市HPをご覧下さい。■あけぼの子どもの森公園 http://www.city.hanno.saitama.jp/akebono/index.html