たとえば、こう暮らす

家は暮らしの器、
いちばん身近な生活環境です。
どんな家に住むかで、
暮らし方も変わっていきます。
四児の母として、綾部智実が自然な暮らしについて書いてます。
2008年11月4日

今年のハロウィンは

朝晩、寒くなってきましたね。我が家は北から群馬の空っ風が直に吹いてきます、寒い!さて、今年は庭にある柿の木たちが大豊作です。きれいなオレンジ色何かに似ていると思っていたら、甥っ子がハロウィン用に柿に顔を描いてくれました。ということで玄関に子供が学校で作ったハロウィンの帽子とハロウィン柿を飾ってみました。お遊びだけど楽しいですよね。そうそうかぼちゃがないとちょっともの足りないので、毎年自然に生えてくる我が家のかぼちゃを使って、かぼちゃのマフィンをおやつに作りみんなでいただきました。こちらも大好評でした。2008/11/01


2008年10月12日

今年は大きいぞ〜

子供達のそれぞれの運動会も無事終わり、今日は畑でさつま芋掘りをしました。2歳の息子と比べると大きさが分かりやすいでしょうか。大きさは石焼き芋やさんで売られているサイズ5本分位あるでしょうか?今年はどれもビックサイズのさつま芋。天候のおかげか、私も初めて見るサイズばかりでした。焼き芋はちょっと難しいかな?明日10月13日はさつまい芋の日です。おやつは子供達の大好きな大学イモにしましょう。08/10/12


2008年8月26日

あ〜夏休み

夏休みもあとわずか、あの暑さは何処に?と思うくらい涼しい日と長雨が続いております。我が家の夏休みはというと、お盆休み1泊2日で山梨にある木の家ネット事務局の持留家に家族で遊びに行ってきました。子供6名大人6名の総勢12名。
極秘の川場に連れて行ってもらい、子供達や大人は浮き輪を使ってラフティングに茂みに入って探検にと楽しそうにはしゃいでいました。黄金虫色をしたトンボや沢ガニ、ヤマアラシもいたとか。私はしばし自然の川床でのんびり森林浴昼寝、山の木々、川のせせらぎ、雲の近さを感じていました。その帰りがけ、美味しい湧き水の場所へ。冷たくてピュアでこんな美味しい水が絶える事無く頂けるなんて羨ましい!思わず持っていた水筒にお持ち帰りしてしまいました。夕飯はみんな大好きBBQ!持留家産の野菜はもちろん、ご近所でとれた満願寺とうがらしの色を薄くしたようなバナナピーマン、紫とクリームのマーブル色をしたイタリアナス初めて頂く野菜達。ビールも進みます。子供達が寝てから、大人達は建築話三昧。学生時代の合宿の様な感じで話し始まるとなかなか止まりません。
2日目は小学校跡地にある「おいしい学校」「須玉歴史資料館」へ。校庭が駐車場で、昭和時代の校舎を復元して宿泊施設、レストラン、特産品売場になっているのが「おいしい学校」http://www.oec-net.ne.jp/index1.html 明治時代の校舎を復元して歴史資料館になっているのが「須玉歴史資料館」こちらは当時使われていた楽器が展示してあり、自由に使えます。教室も再現してあり無垢の机や椅子達も並べられて、子供達は先生や生徒役になりながら遊んでいました。http://meiji.stm.ne.jp/ 教室の天井は和紙張り(3Fから教室天井の梁を見る事ができます。)当時から贅沢な造りの様です。
久しぶりの旅行で子供達も大満足だった様です。


2008年8月13日

種を蒔こうよ

残暑が続いております。夏バテされておりませんでしょうか?さて、先月のある日の出来事です。子供たちと買い物に出かけたところ、上のお姉ちゃんが、「モロヘイヤ食べてたい!」と言い出し、「じゃあ買おうか」と言うと、「種を買って蒔いて育てようよ」と。思わずどっきとし、その手をすっかり忘れている自分を恥じ、親バカながら関心してしまいました。暑い日が続いていたので、何日かで発芽し、我が家の食卓に欠かせない野菜になっております。ちなみにどんな料理になるかと言うと、アクアパッツァ日高シェフ直伝の「モロヘイヤのスープ」が多いでしょうか。
作り方は①煮立たせたお湯に、コンソメスープ等の素を入れる②刻んだモロヘイヤの葉を①に入れる。③よくかき混ぜた卵を加え、パルメザンチーズ、塩、コショウで味を整える。さっさっさっと出来る栄養満点なスープ、パルメザンの代わりにとろけるチーズを入れたりしても美味しくできます。
子供たちからは食べる前から「モロヘイヤのスープお代わりある?」と毎回聞かれます。かのクレオパトラも好んで食されたとか、アラビア語で「王様の食べる野菜」という意味だそうです。昔、王様が重い病気にかかり、いろんな薬を試したが治らず、モロヘイヤ入りのスープを飲んだら、回復したという話しが伝えられて、それから病気の特効薬になり、モロヘイヤと命名されたという話です。
食物繊維、カロチン(人参の約1,5倍,ほうれん草の約3.5倍の量)、ビタミンB1、B2、C、ミネラルも豊富で夏場に青菜の種類が少ない中、青菜の女王様といったところでしょうか。あのネバネバ感もたまりませんね。
しかし、欠点もあります。種や実に毒がありますので、種や実を食べたり飲んだりは禁物です。またほうれん草にも含まれているシュウ酸も多く含んでいるいるのでこちらも注意したいですね。私も食べ始めたのはここ何年も前からですが、この毒のことは最近知り、驚きました。若い葉を収穫して、種はしっかり管理したいと思います。そういえばモロヘイヤ様様でしょうか、我が家はみんな元気ですね。08/08/13


2008年7月29日

このよでいちばんすきなのは〜

「この世でいちばん好きなのはお料理すること食べることぐりぐらぐりぐら」と始まるのがのねずみのお話しの絵本「ぐりとぐら」。子供達も大好きな絵本の1つです。私もこの本に出会ったのが幼稚園の時、美味しそうな大きなホットケーキを作って仲間と食べている絵をみると、作ってみたい!食べたい!なんて思っていました。
子供の通っている保育園で「ぐりとぐらとなかまたち 山脇百合子絵本原画展」のポスターを見てうらわ美術館に行ってきました。山脇さんの絵本の原画が壁に展示してあり、所々にあるテーブルには山脇さんの絵本が置いてあり、ソファーに座りながらゆっくり絵本が読めます。
ぐりとぐらの帽子をかぶってなりきりぐりとぐらにもなれます!詳しくはHPを。http://www.uam.urawa.saitama.jp/tenran.htm


2008年7月6日

七夕の日に100万人のキャンドルナイト 

ここ何日真夏日が続いています。もう梅雨明けでしょうか?明日は七夕さま、子供たちは思い思いの願い事を短冊に書いています。「笹は家の中に入れて飾っておいたら?」と言うと「天国の神様によく見えた方がいいから、外の玄関がいい!」とそれもそうだね!今年の夏至の日に始まった「100万人のキャンドルナイト」とっても気になっていたのですが、忘れていました。我が家では、七夕さまの夜にロウソクの明かりでご飯を食べようと準備中、家にあるロウソクをせっせと集めています。ここのところ誕生日ケーキの火を灯すだけのロウソク、子供たちの反応を見るのが楽しみです!天の川も見えるといいなあ。2008/7/6[:星:]


2008年6月22日

医者いらずの木

我が家に隣接して立っているびわの木、去年はあまり実がならなかった分今年はたくさんの実をつけています。食べ頃を教えくれるのは鳥たちです。ちゅんちゅんちゅんちゅん賑やかな声が響き渡っています。色もおいしいそうなオレンジ色になり食べ頃の合図も聞いたのでそろそろ頂こうと思いますが、屋根より高くなかなか採れにくい所に実があるので、簡単に採れそうもないのが悩みの種です。鳥たちは食べ放題!羨ましい。
びわの木→「医者いらず」の木とも言われる位、怪我や病気に役立ちます。我が家でもあせもにびわの葉を乾燥させ、細かくちぎりネットに入れお風呂にいれます。何日か続けるとあせもの赤身が消えてきます。種も葉以上に効能があるんですね。以前家に材木を納品してくれていた営業の方の同僚がガンになってしまいびわの種を食べるといいと聞いたことがあります。正直そのまま食べるということに抵抗はありますが、調べてみると葉の約1300倍以上種にはガン細胞を正常細胞にかえるアミグダリン(ビタミンB17)があるそうです。ガンだけではなく、ぜんそく、肝硬変、腎臓、糖尿病、神経痛等の難病にも薬効があるそうです。(参考資料:家庭でできる自然療法/東城百合子)
今年はびわを食べて、種を焼酎につけてびわ種酒を作ろうと思います。まだまだびわの薬効はあり奥が深い木の様です。 2008/6/22


2008年6月5日

かえるの合唱

関東も梅雨に入りましたね。我が家の周りの田んぼも田植えが終わり、一段とかえる達の元気な合唱が毎日聞こえてきます。かえると言えば先日、保育園に通い始めた一番下の子が突然歌いはじめた様子、まじめな顔で一生懸命に「かーえ〜るの?%&@#け*け$け」もしかして「かえるの歌が聞こえてくるよ!くわくわくわくわけけけけけけくわくわくわ」と私が歌うとそうらしくまた歌いはじめました。本人は歌っているつもりなのですが….。保育園で習った歌を覚えていたのでしょう、生まれて初めて自分から歌ってくれました。初めて立ったり歩いたりした時の感動同様、一生懸命な姿が健気で思わず涙がでそうになってしまいました。2008/6/5


2008年5月13日

ひみつきち

週末から寒さが戻ってきてしまった様ですが、畑の野菜達は雨が降る度ぐんぐん成長しています。子供たちは思いっきり外で遊べず子供なりに知恵を働かせている様です。つい先日物置の一画に見つけてしまったのが、「ひみつきち」何やら看板も作って基地を作っているようです。大人には秘密にしておきたい場所、せっせと自分たちの居場所を作って密かな楽しみを楽しんでいるようです。小学生の頃、クラスで噂の洞窟へ友人達と探検した思い出があります。蓋の様な物を開けはしごで2m位下り、子供が10人程入れる位の踊り場がありました。ひんやりしていた感じでその先にも通路があった記憶があります。秘密基地になる!なんて興奮していました。でもたくさんのさつまいもが貯蔵してあったので人が使っていることが分かり、その後地主さんに見つかってしまい怒られた記憶も,,,,。「ここは昔、防空壕だった」と地主さんに教えてもらいました。あの頃でしかできない体験をしたなと感心する共に子供たちに立つ瀬はありません。こんな慣用句ありました「子供と芋種は隠されぬ」種芋が間違いなく親芋と同じ種類の芋になるように、子供も成長するうちに必ず親に似てくることから、自分の子供であることは隠しようがないということ。「子は親を映す鏡」2008/05/12


2008年5月8日

初めての別れ

初めて保育園の一時預かりを体験しました。ちびっこ農園、床はコルク貼りなど子供たちの安全を考えたつくりの園、部屋に入ると彼の顔の雲行きが変わり始めました。先生から保育の流れを聞き、用意してきた着替えなどを棚に入れ、母子共に初めて離れる時、異変に気づいたようでとうとう泣き始めました。後ろ髪をひかれながら園を後に。家に帰って家の仕事、会社の仕事を淡々とこなし、打合せの最中、会計事務所の担当の方(2児のお母さま)から「迎えに行ったらきっとママって抱きついてきますよ!」と言われ期待をしつつ園へお迎えに行くと、先生から「今、寝た所なんですよ〜。とっても活発で元気で頼もしいお子さんですね。」感動的な再会は…..。2才なので今日の出来事なんて話してはくれませんが、彼の寝顔が園での楽しかったことを物語ってくれている様です。ちなみに家に帰ってもしばらくお昼寝続行でした。これから月に数回一時預かりを利用しようと思っています。1日だけですが穏やかな気持ちで少し心に余裕ができたようです。2008/5/8


2008年4月21日

これからの季節に

新緑の季節ですね。樹木や花々が活き活きしています。さて暑くなったり涼しくなったり体もこの季節について行くのは大変ですが、そんな暑い日にお勧めの飲み物をご紹介いたします。我が家のおやつにリクエストが多い特製バナナジュースです。材料は熟した冷凍バナナ、きなこ、抹茶、牛乳です。作り方はいたって簡単ですが、皮を剥いたバナナを凍らせておく、残りの材料とバナナをミキサーにかける。出来上がり!バナナを凍らせるのがポイントで、以前は氷を入れていたのですが溶けてしまうとバナナジュースが薄くなって最後まで美味しく飲めなかった為、バナナを凍らすということを思いつきました。たとえばバナナがお買い得の日に買いだめ、皮をむいてラップに包んで冷凍庫へ。抹茶やきなこがなくてもバナナが熟れていれば充分美味しいです。牛乳の代わりに豆乳も美味しいですし、このみではちみつなど糖類をいれてもいいですね。いろいろアレンジしてみて下さい。2008/4/20


2008年3月16日

竈と手前味噌

先月末、ようやく味噌を作る時間を作り今年の味噌が完成しました。久々かまどの登場です。火力が強く早く大豆が煮えるのです。薪をくべながら、ほんとうに長い間がんばってくれているなあと感心してしまいました。そうそう45年も美味しいものを作るのに働いてくれているのです。つい先日10数年使ったガスコンロが壊れてしまい新しいものに交換しました。確かにガスコンロの耐用年数は10数年がいいところなのでしょうね。ガスコンロが普及して姿を消していってしまったかまど、でも大切に使っていけば耐用年数は計りしれません。こんなエコで味のある調理機器、子供たちに残してゆきたいものの1つです。さて我が家の手前味噌は、梅雨前に天地返しをし、11月頃から食べ頃の予定です。今年はどんな味になるのでしょうか。


菜の花

ぽかぽか陽気の1日、ようやく畑の菜っ葉たちの花が黄色く咲きはじめました。今日は、お彼岸前に子供たちとお墓のお掃除に行ってきました。バケツに水を運ぶ係、スポンジでお墓を磨く係、お花を生ける係、タオルでお墓を拭く係、ほうきではく係、仕事を分担しながら子供たちは一生懸命掃除をしていました。帰り際に「お墓をお掃除してどうだった?」と聞くと子ども達はニコニコな顔で「気持ちよかった!」「そうだねお掃除するって気持ちが良くなるよね、きっとご先祖様も喜んでいると思うよ、きっと良い事が起こると思うよ」なんて自転車に乗りながら会話を楽しんでいました。そしてその後、本当に良い事!?が起こったのです。午後も気持ちのいい日でしたので、散歩しながら近くのお花屋さんまで子供たちとお買い物。品定めをしていると、お店の方が子供たちにカーネーションやスターチスの花をプレゼントしてくれました。なにやら子供たちは「お姉ちゃんの方が多いよ」なんて言い合い、それを聞いていたお店の方がまたフリージアやスターチスの花を持ってきてくれました。フリージアの香りは春そのものですよね、思わず香りを嗅いでしまいました。私がお彼岸用のお花を買っていると、今度は店長さんが子供たちにキンセンカやサクラソウやノースポールなどなど鉢物をプレゼントしてくれました。もう大喜びです。小さくても女の子はお花に弱いんですね。帰りも足取りは軽く、「もういいことが起こったね!」と頬が緩みっぱなしでした。


2008年2月12日

最新のいちご園OPEN


去年まで家で働いてくださっていた田中さんが観光いちご園をオープンしました。先日、一足先に父と妹家族が遊びに行ってきました。おみやげのいちごを頂きましたが、1粒が普通のサイズの2〜3個位の大きさのものあり、美味しかったです。写真を見せてもらいましたが、設備が最新式のいちご園の様で、いちご狩りの好きな妹家族はあんな設備の整ったいちご園は初めてと驚いていました。私も小学生の時、静岡の韮崎あたりのいちご園に行った事がありますが、土足でビニールハウスに入り、何かわかのいちご畑が列で並んでいて、かがんで採っていた記憶があります。田中さんの農園はスリッパで入れて、ベビーカー車いすもOKのバリアフリー、小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃん家族みんなで楽しめる農園の様です。ご夫婦で切り盛りされております。どうかお体に気をつけて美味しいいちごを作って下さいね。近いうちに我が家族も行きますね!田中さんの農園「いちごの里」のHPです。http://www.ichigogari.org/index.htm


2008年1月30日

訳もなく千切り

結婚して初めて購入したのがこの包丁、私の好きな町の1つ合羽橋の刃物店鍔屋さんのもの。ふらっと入ったお店で包丁をさがしている旨を話すと「何用に使うの?」と店主らしきおじさんに聞かれ「家庭用に」と言うと「じゃあこれで充分」と有無を言わさずにこの包丁をディスプレイから出してくれました。正直包丁の事は何にも分からなかったのでおじさんの言葉を信じて購入。握りやすさ重さのバランスも良く、鍔屋のおじさんに感謝です。最近切れ味が悪くなったなと感じていましたそれもそのはず、購入してから約8年一度も研いだことがなかったのです。包丁の研ぎ方も分からなかったので、主人に相談してみるといつも大工仕事で使っている砥石を持ってきてくれ、包丁研ぎが始りました。試しにキャベツを切ってみると切れる切れる面白いように切れる、そういえば栗原はるみさんの料理本の中で訳もなく千切りが好きという文を思い出して、きっと栗原さんの包丁も切れ味がよかったんだろうな。大工の研ぎは一生といつも主人が言っていました。毎日ご飯を作る主婦も研ぎは一生かもしれませんね。そろそろ研ぎ方を教えてもらおうと思います。切れて切れて楽しくてキャベツににんじん、ごぼうに大根の千切り、千切り料理が続きます。千切りのシャキシャキ感がたまらないですね。2008/01/30