たとえば、こう暮らす

家は暮らしの器、
いちばん身近な生活環境です。
どんな家に住むかで、
暮らし方も変わっていきます。
四児の母として、綾部智実が自然な暮らしについて書いてます。
2015年12月4日

今年最後の読み聞かせ

今年最後の読み聞かせに行ってきました。今月は2年生のクラスへ季節を感じられたり、授業前の朝時間の読み聞かせなので、可笑しいかったり子供達にちょっと息抜きしてもらえる様な本を選んでいます。今月は「ぐりとぐらのおおそうじ」と「ひみつのカレーライス」の2冊です。
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「ぐりとぐらのおおそうじ」は言わずと知れているぐりぐらシリーズぐりとぐらの家がほころだらけな事に気づいた二人は大掃除を決行!でも肝心な掃除道具がボロボロ、ぐりとぐらの考えた掃除道具は!?自分たちが掃除道具になっちゃうんです。これから大掃除の季節ですよね。子供達も進んで親御さんのお手伝いをしてくれたらと願望を込めて読んでみました。

「ひみつのカレーライス」は可笑しくて我が家の子供達も大好きな1冊。主人公のフミオの家族はカレーライスが大好物、ある日家族でカレーライスを食べているとフミオが何やら黒い種を見つけました。疑問に思ったお父さんは、書庫へすると見つけた本から珍しいカレーの種だと言う事が分かり、その本に書いてある通りに種を植え育ててゆくと、カレーの木にお皿の葉っぱが生えていたり、福神漬けの花が咲いたり、カレーの実、ライスの実がなったり奇想天外な可笑しいお話しに子供達も興味津々な様子で聞いてくれました。この本は家族で楽しめるお勧めの一冊です。 2015/12/4


2015年8月2日

盛夏を楽しむ 夏の風景〜ささげ

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夏休み真っ最中です。下の子供達にはどんどん手伝いをさせてたり、お姉ちゃんは自分からお手伝いを買ってくれ、おばあちゃん孝行をしてくれています。
エコプロダクト展の木組みじゃんぐるジム「くむんだ〜」を堪能した後は、1週間位天日干ししたお赤飯に入れるささげを素足て踏みながらさや出し作業と選別作業です。「おもしろ〜い、裸足じゃ痛〜い、ささげの粒可愛〜い」なんて従姉妹のあやちゃんと(5人目ではないですよ!笑)ワイワイいいながら作業中です。おばあちゃんの農仕事を少しづつですが子供達と一緒に教えてもらっています。koukurasu_sasage


2015年8月1日

盛夏を楽しむ 夏の風景〜我が家の梅干し

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初夏に漬けたおばあちゃんの梅干しの土用干しが我が家の夏の風景でしょうか。出かける際に塩分補給でちょっとつまみ食いをついしてしまいます。この梅を食べると他の物は買えませんというか買った事ないんです。

この梅のおかげで家族は今のところ夏バテしらず、おばあちゃんにはいつも感謝です。右が小梅で左が南高梅、それぞれ我が家で採れた梅たちです。


2015年6月28日

初夏を楽しむ 手作り水ようかん

水無月も終盤、梅雨の晴れ間はムシムシしてて子供達はアイスはかかせませんね。

冷たいものもいいですが、我が家はあんこ好き、無性に小豆の和菓子が食べたくなる時があります。この時期、簡単に作れる水ようかんはお勧めです。
①棒寒天1本を水に浸し軟らかくなったら細かくちぎって、沸騰させた500ccの湯に入れ弱火で溶かす
②一度ざるで漉す、鍋に戻し弱火で市販の砂糖入りのこしあん400g、塩少々を入れ溶かす
③綺麗に溶けたらバットに移し粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり
冷やし時間を除くと10分位で甘さ控えめの水ようかんが出来ます。市販のあんこは砂糖の分量がまちまちですのでお好みで砂糖を加えてもいいですね。
今日は柿の葉を敷いてみました。また涼しげになり、手作りとは思えない和菓子に。実は今日の水ようかん粗熱をよくとらずに冷やしたため分離してしまいました。でも和菓子の水無月のように氷室の感じがでていてこれも風情かなと家族には説明を….。koukurasu_mizuyoukann
そうそう娘が向田邦子が大の水ようかん好きと言う事を知っていて、ようかんを切るのは糸と言う事で、糸で切ってみました。職人さんになった様に慎重になります。
これから暑くなる時期によく冷やした手作り水ようかんはおすすめです。

2015年5月15日

初夏を楽しむ 待ちに待ったたけのこ掘り

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ゴールデンウィークも終わった頃 我が家の竹やぶからはひょっこりと顔を出し始めたたけのこ達。1週間前子供達が見つけたたけのこは10cm位でまだまだ採るのはがまんがまん。もうちょっと待とうねと子供達と約束しました。

それから毎日たけのこ観察をする次男は、「たけのこすっごく大きくなったからもう採りに行こうよ〜」見に行くと確かに倍以上の大きさになっていました。我が家の竹は淡竹、地下茎が浅いので孟宗竹と違ってちょっとスコップを地面に入れるだけで簡単に採れるので子供達でも気軽にたけのこ掘りを楽しめます。おばあちゃんにちょっとしたコツ皮の向き方を教えてもらい、満足そうで誇らしげな次男の顔が印象的です。3日連続でたけのこの煮物を食べているので今日はイタリアン風の味付でしょうか?!

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2015年4月1日

春を楽しむ 御朱印デビュー

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3月末に家族で7年ぶりに京都に行ってきました。この時期の楽しみは桜、西から東へ徐々に桜前線が広がって、川越より京都の桜は咲いているだろうと思い込んでいました。京都の前に近江八幡、翌日平等院鳳凰堂、翌々日清水寺嵐山方面を巡りました。どこも桜は2〜3分咲きがいいところでしたが椿や雪柳、梅も咲いていて桜にはない香りも楽しめました。

学生時代以来の龍安寺の石庭も縁側に座りながら560年以上前に作庭された石庭に圧倒されながら、観飽きない魅力にも取り憑かれていました。龍安寺にはまだまだ有名なものが、学生時には見過ごしていたか、忘れていたか知足の蹲踞、蹲いには「吾唯知足」と彫られてあり「われ、ただ足るを知る 不満に思わず満足する心を持ちなさい」という意味に改めて考えさせられました。そして境内の庭の最後に日本最古の侘助(椿の一種)の存在も。枝に咲いている椿もいいのですが、苔むした地面に落ちた椿の花にも感動していました。koukurasu_tkubai

次女は仏像好きがこうじて今回の旅行で御朱印女子デビューとなりました。きっちり筆で書いて下さるお寺もあればスタンプで簡易的なところもありましたが御朱印を眺めているだけでありがたい気持ちになります。そうそうこの旅行から帰って来ましたら家の桜は満開に近かったんです。(笑)我が家の旅行は弾丸ツアーが多く、近いうちにゆっくりと京都のお寺巡りをしたいですね。
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2015年2月15日

冬を楽しむ たこ焼き屋さん

昨日はバレンタインデー、娘たちの友達から次々と友チョコが届けられ、主人はお施主さんからチョコを頂いたと大喜びな1日でした。しかし息子はチョコがもらえなかったとしょげていたので今日はお詫びのしるしに、つい最近購入したガスボンベタイプのたこ焼き器でたこ焼き屋を開店。
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以前までは電気のたこ焼き器で火力が弱いせいか、時間がかかったり場所によって焼きムラがあったりで上手く焼けませんでした。たまたまガスボンベタイプのたこ焼き器に会い、今日お披露目となりました。
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使って感じた事は火力が強い!の一言です。火力が強いから早く上手く焼け、まん丸で外はカリカリ、中はトロトロのザたこ焼きが出来ましたよ。ちなみに今日のたこ焼きの具は、長いもたっぷりの生地にタコ、キャベツ、長ネギ、ショウガ、舞茸でした。寒い冬にワイワイたこ焼きを家で作って食べるのもおすすめです。


2015年1月30日

冬を楽しむ 冬野菜とお茶がらすいとん

年が明けお正月気分を味わったと思ったらもう1月も末。この時期の路地の冬野菜は甘くて美味しいですよね。我が家の畑の大根はかなりヘビー級ぞろいでよく育っています。久しぶりにこんな大根足も見れました。
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寒い日は冷蔵庫の余り野菜やお茶がらを使って野菜すいとんを作ります。

1.すいとんの生地に今日飲んだお茶のお茶がらや抹茶もあったので香り付けに加え、生地をよくこねてから30分位生地を寝かせます。

2.スープを作ります。昆布で出汁をとり適当な大きさに切った野菜を入れます。すいとんの生地をスプーン外側で伸ばし、スープの中に入れコトコト煮て、お好きな調味料を入れて味を整え完成です。

お茶ガラはまだまだお茶の栄養が残っていますし生地に練り込むので全く違和感無く美味しく頂けます。この寒い時期は特におすすめです。
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2015年1月1日

冬を楽しむ 今年の元旦

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明けましておめでとうございます。元旦の川越は晴天、澄んだ空気、清々しい1年の幕開けになりました。元旦の朝は静寂で神々しいさを感じる日です。今年も感謝の気持ちを忘れず、禅語で表しますと「白珪尚可磨」の心で日々を過ごしたいですね。

子供達も段々手がかからなくなり、私自身気持ちにも余裕が出てきました。家でお茶を点てる事はここ数年出来ませんでしたが、今年は元旦から家族で薄茶を頂ける様になりました。下の子供達は初めて抹茶茶碗で頂くお薄でしたが長男は「苦いけど、甘く感じるよ。」次男は「苦くて飲めない!」まだ年中の子には早かったかもしれませんね。子供達をはじめ、楽しみながら日常の中にお茶を取り入れていける年にもしたいですね。kokucurasu_shogatu2
「白珪尚可磨」2つの解釈があります。
1つ目は、白珪とは白く清らかな玉のことで、もしきずがついてもまた磨けば元の美しさに戻せる。でも人の言葉は一度放つともう取り返しがつかなくなる、「言葉というものは慎まなければならない」という教え。
2つ目は、玉も磨かなければ曇ります。慢心せず日々精進すべしという教え。