たとえば、こう暮らす

家は暮らしの器、
いちばん身近な生活環境です。
どんな家に住むかで、
暮らし方も変わっていきます。
四児の母として、綾部智実が自然な暮らしについて書いてます。
2006年6月18日

ありがとう

皆様ご無沙汰いたしております。なかなかブログが更新できず失礼いたしました。
私事で恐縮ですが先月、男の赤ちゃんが産まれました。予定日より3週間も早かったため入院準備もしておらず、陣痛をこらえながら用意をしていました。本音は自宅で産みたかったのですが、妊娠中毒症になりあえなく今回は助産院。こちらの助産院は自宅とあまり雰囲気の変わらないところで、和室あり洋室ありの住宅そのものという感じです。出発の時上の子供たちは夢の中だったので、祖母に託して主人ともりあね助産院へ。間もなく夜が明ける頃助産院に着き、お産がすすむようにオイルマッサージを。少しすると陣痛間隔が開いてきてしまい、フライングしてしまったかなと不安になりましたがとりあえず主人とゆっくり朝食を頂き、部屋で休んでいました。部屋は6畳、お布団と食事などするためのテーブルだけ、そしてパンジー、ビオラやスズランなど季節の花々きちんと手入れをされている芝生のお庭がよく見えます。外に出たくなり、主人と農道をお散歩。畑を抜けると落葉樹の雑木林、木を見るとすぐ家の話になります、この木は材に使えるとか使えないとか。ちょっとした森林浴!?もちろん途中陣痛はありましたが、ひんやりした感じで心地よかったです。体を温めるとお産がすすむと、野菜たっぷりすいとんのお昼を頂き、のんびりと過ごしていました。15時になり寺崎さん(美人で看護師助産師整体師!)「綾部さんそろそろ産みましょうか!」と言われちょっとびっくりしつつお産の部屋へ、ちょっと骨盤がずれていたらしく、調整後はすぐに強い陣痛が起こり、最初の陣痛より13時間後、院長の田口さん(スーパー助産師)や寺崎さんの手厚い看護そしてずっと手を握ってくれていた主人、そしてお腹から一人で世の中に出ていこうと頑張ってくれた赤ちゃんのおかげで無事出産できました。産まれてきてくれてありがとうのただひとことです。