たとえば、こう暮らす

家は暮らしの器、
いちばん身近な生活環境です。
どんな家に住むかで、
暮らし方も変わっていきます。
四児の母として、綾部智実が自然な暮らしについて書いてます。
2007年9月5日

身近な電気

朝晩涼しくなり秋らしい季節になりました。学校も始まり、日中は穏やかな時間に戻り、我が家でもほっとしています。それにしても今年の夏は暑かった!の一言でしたね。クーラー嫌いの私、家の中が35℃まで上がり根気負けし、乳幼児も熱中症にかからぬ様お世話になってしまいました。8月頃からだったか天気予報ならぬ、電気予報がラジオから流れています。「今日の予想最大電力何万キロワット、供給力何万キロワット柏崎刈羽原発が停止している為節電のご協力をお願いします」と。ある日の暑い午後、近くのスーパーに入るとキンキンに冷えたスーパー、最初は涼しい!と思うのですがだんだん寒く感じ、子供達も「ママ寒いよ〜」と早く出たくなります。疑問①そんなに冷房を効かせないといけないのでしょうか?そしていつもと違う野菜売り場、電灯が消えていました。スーパーも節電に協力してるのかと思いきや、「電灯が故障のためご迷惑をおかけします」の張り紙が。食材を新鮮に見せるために明るくするなどと聞いたことはありますが、疑問②昼間は明るいだから1日中同じ明るさでなくてもいいのでは?前から感じていたコンビニの明るさ、夜近くを通るだけでも目にまぶしい位の明るさ、そんなに明るさって必要なんでしょうか?需要があるから電力会社も供給するのに必死です。今回の地震の震源地に近かった柏崎刈羽原発、放射能も基準値内の漏れ程度で安全とか、でも現に漏れが発生したの事実、内部も破損した箇所が多数ある、また今の段階では処理できない負の遺産が増えてゆきます。電気を使用する私たちの生活も考え直さなくてはいけない時期に来ているのではないでしょうか?