たとえば、こう暮らす

家は暮らしの器、
いちばん身近な生活環境です。
どんな家に住むかで、
暮らし方も変わっていきます。
四児の母として、綾部智実が自然な暮らしについて書いてます。
2008年3月16日

菜の花

ぽかぽか陽気の1日、ようやく畑の菜っ葉たちの花が黄色く咲きはじめました。今日は、お彼岸前に子供たちとお墓のお掃除に行ってきました。バケツに水を運ぶ係、スポンジでお墓を磨く係、お花を生ける係、タオルでお墓を拭く係、ほうきではく係、仕事を分担しながら子供たちは一生懸命掃除をしていました。帰り際に「お墓をお掃除してどうだった?」と聞くと子ども達はニコニコな顔で「気持ちよかった!」「そうだねお掃除するって気持ちが良くなるよね、きっとご先祖様も喜んでいると思うよ、きっと良い事が起こると思うよ」なんて自転車に乗りながら会話を楽しんでいました。そしてその後、本当に良い事!?が起こったのです。午後も気持ちのいい日でしたので、散歩しながら近くのお花屋さんまで子供たちとお買い物。品定めをしていると、お店の方が子供たちにカーネーションやスターチスの花をプレゼントしてくれました。なにやら子供たちは「お姉ちゃんの方が多いよ」なんて言い合い、それを聞いていたお店の方がまたフリージアやスターチスの花を持ってきてくれました。フリージアの香りは春そのものですよね、思わず香りを嗅いでしまいました。私がお彼岸用のお花を買っていると、今度は店長さんが子供たちにキンセンカやサクラソウやノースポールなどなど鉢物をプレゼントしてくれました。もう大喜びです。小さくても女の子はお花に弱いんですね。帰りも足取りは軽く、「もういいことが起こったね!」と頬が緩みっぱなしでした。