明けましておめでとうございます。元旦の川越は晴天、澄んだ空気、清々しい1年の幕開けになりました。元旦の朝は静寂で神々しいさを感じる日です。今年も感謝の気持ちを忘れず、禅語で表しますと「白珪尚可磨」の心で日々を過ごしたいですね。
子供達も段々手がかからなくなり、私自身気持ちにも余裕が出てきました。家でお茶を点てる事はここ数年出来ませんでしたが、今年は元旦から家族で薄茶を頂ける様になりました。下の子供達は初めて抹茶茶碗で頂くお薄でしたが長男は「苦いけど、甘く感じるよ。」次男は「苦くて飲めない!」まだ年中の子には早かったかもしれませんね。子供達をはじめ、楽しみながら日常の中にお茶を取り入れていける年にもしたいですね。
「白珪尚可磨」2つの解釈があります。
1つ目は、白珪とは白く清らかな玉のことで、もしきずがついてもまた磨けば元の美しさに戻せる。でも人の言葉は一度放つともう取り返しがつかなくなる、「言葉というものは慎まなければならない」という教え。
2つ目は、玉も磨かなければ曇ります。慢心せず日々精進すべしという教え。