3月末に家族で7年ぶりに京都に行ってきました。この時期の楽しみは桜、西から東へ徐々に桜前線が広がって、川越より京都の桜は咲いているだろうと思い込んでいました。京都の前に近江八幡、翌日平等院鳳凰堂、翌々日清水寺嵐山方面を巡りました。どこも桜は2〜3分咲きがいいところでしたが椿や雪柳、梅も咲いていて桜にはない香りも楽しめました。
学生時代以来の龍安寺の石庭も縁側に座りながら560年以上前に作庭された石庭に圧倒されながら、観飽きない魅力にも取り憑かれていました。龍安寺にはまだまだ有名なものが、学生時には見過ごしていたか、忘れていたか知足の蹲踞、蹲いには「吾唯知足」と彫られてあり「われ、ただ足るを知る 不満に思わず満足する心を持ちなさい」という意味に改めて考えさせられました。そして境内の庭の最後に日本最古の侘助(椿の一種)の存在も。枝に咲いている椿もいいのですが、苔むした地面に落ちた椿の花にも感動していました。
次女は仏像好きがこうじて今回の旅行で御朱印女子デビューとなりました。きっちり筆で書いて下さるお寺もあればスタンプで簡易的なところもありましたが御朱印を眺めているだけでありがたい気持ちになります。そうそうこの旅行から帰って来ましたら家の桜は満開に近かったんです。(笑)我が家の旅行は弾丸ツアーが多く、近いうちにゆっくりと京都のお寺巡りをしたいですね。