たとえば、こう暮らす

家は暮らしの器、
いちばん身近な生活環境です。
どんな家に住むかで、
暮らし方も変わっていきます。
四児の母として、綾部智実が自然な暮らしについて書いてます。
2012年11月24日

僕の畑

東の畑からおばあちゃんと長男の話し声が聞こえてきます。長男「僕も畑を作りた〜い!菜っ葉の種植えるよ!」今回蒔いたのは小松菜とほうれん草とサラダ菜。保育園でも畑を作っているので自分の畑も作ってみたくなった様です。おばあちゃんはこの時の様子を嬉しそうに話してくれました。
こんな事もありました。朝から雨が降っていて、私が「雨の日はあんまりすきじゃないな〜」というと長男は「雨が降るとうれしいんだ〜だって畑に水をあげなくていいでしょう!」そんな見方が出来ようになってうれしくなりましたね。たくさん褒めてあげました。

そうそうこんな事も、ある日の夕食、大根の葉としらすの炒めを食べていると長男が「これぼくの作ったやつ?」はじめは何を言っているのか分からなかったのですが、母「もしかしてお兄ちゃんの畑の菜っ葉ってこと?」と聞くと長男「そう!」母「これは大根の葉だからお兄ちゃんの畑の菜っ葉とは違うよ。」長男「そうか!」菜っ葉類が食卓に上がると自分の畑の菜っ葉か気になってしまう様です。
久しぶりの三連休、時間に追われないのでのんびりとしてると「ママお腹空いた〜」もうお昼を回っていました。母「菜っ葉がないからお兄ちゃんの菜っ葉採ってきて」長男「よし!光起行くぞ!」長男は弟を連れて畑へ。取り方をまだ教えいなかったので私も同行です。母「大きくなったのから根っこをちょきんね」長男「分かった!」次男は何故か棒で菜っ葉に付いている虫を退治中。虫も食べる菜っ葉は美味しい証拠なんだよと教えています。葉に穴があいていても大丈夫。長男は見定めながら小松菜を採り、ボールを持つ次男に渡していつの間にか山盛りに。
みそ汁の具にしたら、普段はなかなかみそ汁がすすまない次男もペロリと平らげてくれました。自分たちが関わることによって生まれる力のスゴさを痛感しました。 2012/11/24