大工だからできる家

木の家づくりには、木の知識や経験が必要です。
常に木に触れ、木を知り抜く大工棟梁と、
木の性質を活かしきる
家づくりをしませんか?
綾部工務店の大工棟梁、綾部孝司が書いてます。
2016年12月19日

庭をつくって暮らすこと

雑木の庭に暮らすことを望む方が増えているのは周辺から雑木林が段々と減っている事が関係しているのではないかと、ふと思いました。写真の住宅は郊外住宅地や市街地に建っていますが、窮屈そうな緑では無く、木にとってものびのびと成長できるくらいの庭の大きさです。
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計画当初から家と庭のバランスに配慮し、それぞれがつながりを持って快適な暮らしをサポートできる様に計画しています。いずれもエアコンなしで暮らされています。冬場はたっぷりとした日差しを受けられるように建物形状と配置に気遣いをしています。
庭を通じて周囲ともつながっていく広がりのある暮らし方は、周辺環境や近隣関係も良くしていく気がしています。

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2007年9月17日

稲刈り

今年も稲刈りの季節がやって参りました。今年は梅雨の雨とその後の暑さにより例年より収穫量は多いようです。(肥料も少し多めでしたが)
田植えは見習いの蓮実が行い、稲刈りは親方と私、そして親戚の方々にも手伝っていただきました。

台風の影響で倒れてしまった稲が多かったのですが、何とか、手刈り+機械刈りで3日ほどで完了しました。いつもは藁をそのまま土に帰してしまいますが、今年とれた藁のうち一部は来年建てる住宅の土壁用藁となる予定です。実りの秋を実感しています。